完全個室の「低価格寝台列車」欧州全域で運行 ベルリンの新興企業が計画



ドイツの首都ベルリンに拠点を置く新興企業「Nox Mobility」は6月10日、完全個室で価格を抑えた寝台列車を欧州全域で運行すると発表した。2027年の運行開始を目指す。

1人用ロフト個室寝台(上部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】

1人用または2人用の個室寝台3タイプを提供。すべてのタイプに長さ2mのベッドとテーブル付き座席、立ち上がって荷物を置くのに十分なスペースを設ける。

1人用ロフト個室寝台(下部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】
2人用ロフト個室寝台(上部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】
2人用ロフト個室寝台(下部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】
2段式個室寝台(上部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】
2段式個室寝台(下部)のイメージ。【画像:Nox Mobility】

欧州の35路線以上で運行する計画。ドイツやフランス、ベルギー、オランダ、スイス、イタリア、オーストリア、スペイン、ハンガリー、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの20都市以上を結ぶ。料金は「短距離航空便並みの低価格」を実現するという。

Noxが計画している低価格個室寝台列車の運行ルート。【画像:Nox Mobility】

Nox Mobility共同創業者のティボー・コンスタン氏は「欧州を列車で旅しながら寝泊まりするというのは素晴らしいアイデアだ。しかし現代では見知らぬ人と客室を共有しなければならず、ベッドは狭く、飛行機よりも費用がかかることも少なくない。我々はこの状況を変え、夜行列車を欧州旅行に欠かせないものにしたい」と表明している。

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