京王電鉄の終夜運転は「縮小」 関東大手私鉄「京」4社が実施へ



京王電鉄は12月10日、年末年始(12月31日深夜~来年2021年1月1日早朝)の終夜運転を実施すると発表した。昨年度2019年度より縮小されるが、京王線系統で実施。新宿→高尾山口間の臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」も運転される。

「京王ライナー迎春号」で使われる5000系。【撮影:草町義和】

終夜運転が行われるのは、京王線系統の新宿~京王八王子間と新線新宿~笹塚間、北野~高尾山口間。各駅停車などをおおむね30~60分間隔で運転する。昨年度は各駅停車がおおむね20~40分間隔で運転されており、運転本数が減る。このほか、昨年度は井の頭線でも終夜運転を行っていたが、本年度2020年度は中止となる。

「京王ライナー迎春号」は、昨年度より1本少ない4本が運転される。新宿発の時刻は「1号」が1時00分、「3号」が2時00分、「5号」が2時55分、「7号」が4時05分。高尾山口駅までの所要時間は48~50分になる。

車両はクロスシート10両編成の5000系電車で、座席指定料金は410円。「1・3・5号」は12月24日7時から、「7号」は12月25日7時からチケットレス予約サービスで発売開始する。券売機では空席がある場合に限り、12月31日の始発(「7号」は1月1日3時10分)から発売する。

京王電鉄の発表で、関東大手私鉄の終夜運転の方針がすべて出そろった。終夜運転を実施するのは、社名に「京」が含まれる京成電鉄・京王電鉄・京浜急行電鉄(京急電鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)の4社。東武鉄道・東急電鉄・小田急電鉄・相模鉄道(相鉄)の4社は中止する。西武鉄道はもともと終夜運転を行っていない。