JR東海とオリエンタルランドの2社は1月15日、東海道新幹線で特別編成「Wonderful Dreams Shinkansen」を運行すると発表した。

ディズニーのテーマパーク「東京ディズニーリゾート」(千葉県浦安市)の東京ディズニーシーで新たにオープンしたテーマポート「ファンタジースプリングス」をテーマに車内外を装飾。2社によると、東海道新幹線では初の特別塗装の新幹線という。
車両はN700Aの1編成16両を使用。各車両のデザインは「フローズンキングダム」エリアデザイン(4・7・10・12・14号車)と「ラプンツェルの森」エリアデザイン(2・5・8・11・15号車)、「ピーターパンのネバーランド」エリアデザイン(3・6・9・13号車)の三つに分かれる。編成両端の先頭車(1・16号車)は、これら三つのテーマエリアを一つにまとめたデザインになる。


車内はグリーン車と7号車を除き、ヘッドカバーとテーブルシールで装飾。また、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』から「輝く未来」を車内メロディーとして流す。

運行期間は2月21日から9月中旬ごろまでの予定。運行区間は東京~新大阪で、おもに「ひかり」「こだま」で運行する。初日の2月21日は「ひかり632号」(名古屋6時43分発→東京8時42分着)から運行を開始する予定だ。
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