東武鉄道は5月19日、大師線での検証運転の実施を目指している「ドライバーレス自動運転」について、ほかの路線への展開も図る考えを明らかにした。あわせて自動運転に対応した新型車両のイメージを公表した。

東武鉄道が同日公表した2024年度決算説明資料で明らかにした。公表された新型車両のイメージは先頭部で、色の異なる2種類。運転台周囲の形状を六角形とし、濃い緑色と淡い緑色で装飾している。同社は説明資料のなかで、大師線での実証開始とともに「亀戸線への導入検討」を盛り込んだ。
東武鉄道は人材不足への対応の一環として、添乗員のみ乗務して運転士が乗らないドライバーレス自動運転「レベルGoA3」の実現に向けた検証を大師線で実施する計画。自動運転に対応した新型車両を2026~2027年度に4編成導入し、2028年度以降の検証運転の実施を目指している。

東武大師線は西新井~大師前の1.0kmを結ぶ単線電化の路線。距離が短いうえに全線高架のため踏切がなく、自動運転を導入しやすい環境が整っている。これに対して亀戸線は曳舟~亀戸の3.4kmを結ぶ複線電化の路線。踏切が約20カ所ある。
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