能勢電鉄「タッチ決済」乗車サービスを全駅に導入



能勢電鉄は11月21日、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを導入すると発表した。

能勢電鉄の日生中央駅。【撮影:草町義和】

タッチ決済に対応するのは能勢電鉄の全駅。改札機に専用リーダーを設置し、来年2025年3月に乗車サービスを開始する。対応ブランドはVisa・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯。Mastercardは今後追加する予定だ。

タッチ決済に対応した自動改札機(写真は福岡市営地下鉄)。【撮影:草町義和】

関西エリアの鉄道では大阪・関西万博の開催を控え、タッチ決済の導入が急速に進んでいる。大手私鉄は京阪電鉄を除く4社が導入済みで、地下鉄は大阪メトロや神戸市営地下鉄が導入済み。2025年3月には能勢電鉄のほか北大阪急行電鉄が導入し、山陽電鉄も同年春に導入の予定だ。

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