福島交通飯坂線の100周年記念「1000系」撮影会 改造会社の社員による「秘話」も



東急テクノシステム・福島交通・ローソンエンタテインメントの3社は、福島交通飯坂線の開業100周年を記念した1000系電車の撮影会ツアーを共同で企画した。12月7日に実施する。

福島交通の1000系電車。左は飯坂線100周年の記念車両。【画像:東急テクノシステム】

ツアー名は「福島交通飯坂線(いい電)開業100周年記念!東急テクノシステム社員と行く!1000系ダブル撮影会&導入秘話ツアー」。当日は10時30分~12時45分と14時~16時15分の2回開催する。

通常は入ることができない桜水車両基地の施設内部に入り、撮影会では1000系の100周年記念車両と通常車両の並びを撮ることができる。このほか、1000系の改造を行った東急テクノシステムの社員と福島交通の社員が1000系の改造・導入にまつわる「秘話」などを語るトークイベントや、1000系のドア操作体験なども行われる。

旅行代金は1万9900円で「飯坂線1日フリーきっぷ」が付く。申し込みは予約サイト「ローソンチケット」で受け付けている。

福島交通飯坂線の1000系。【画像:キューティー吉本/写真AC】

福島交通の1000系は2017年にデビューした飯坂線の電車。東急1000系電車を改造して福島交通が譲り受けたもので、東急グループの東急テクノシステムが改造した。2両4編成と3両2編成が運用されている。

このうち2両1編成(1107+1208編成)は今年2024年4月、飯坂線の開業100周年記念車両に。外観は飯坂線で1991年まで運用されていた電車の旧塗装(赤+ベージュ2色)を再現したデザインに変わった。

《関連記事》
福島交通飯坂線「旧塗装」復活 開業100周年、記念ヘッドマークやメロディも
福島交通と会津バス「ICカード」「タッチ決済」順次導入 当初予定から延期