阪急「オンラインイベント」開催 正雀工場の公開を代替、運転台や整備作業の動画など



車両整備作業のイメージ。【画像:阪急電鉄】

阪急電鉄は6月18日10時から、ネット上のイベント「阪急レールウェイフェスティバル2021 ONLINE」を始めた。同社がオンラインの鉄道イベントを開催するのは、これが初めてという。

事前予約や参加費は不要。パソコンやスマートフォンなどから阪急電鉄ウェブサイトにアクセスすることで「参加」できる。

6月19日16時30分時点では、観光特急「京とれいん 雅洛」の運転台からの展望映像、7000系電車の運転台のペーパークラフト図面、阪急電鉄の車両工場「正雀工場」での車両整備作業を撮影した動画などを公開。阪急社員への質問の募集(回答は7月2日公開予定)も行っている。今後も順次、コンテンツを公開する予定だ。開催期間は8月31日までの予定。

阪急電鉄は例年、正雀工場の一般公開イベント「阪急レールウェイフェスティバル」を春と秋に開催しているが、昨年2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止に。今年2021年もコロナ禍が続いているとして開催を見送っている。

阪急電鉄は「本イベントを楽しみにされているお客様や日頃からご愛顧いただいているお客様のご期待に少しでもお応えできるよう」、オンラインイベントを開催することにしたという。

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