小湊鉄道のキハ40「JR色」「小湊色」初の2両連結運転 6月に見学・撮影会ツアー



「JR色」(右)と「小湊鐵道色」(左)のキハ40形。【画像:JTB】

JTBの埼玉南支店は「小湊鐵道×JTB キハ40定期運行前イベント 臨時列車乗車&新塗装車両お披露目ツアー」と題した旅行商品を企画した。実施日は6月12日と6月13日で、いずれも日帰り。

小湊鉄道線(千葉県)の五井駅からキハ40形の「JR色」(キハ40 2)による貸切列車に乗車。上総牛久駅で折り返して五井駅に戻り、隣接する車両基地(五井機関区)でキハ40形の「小湊鐵道色」(キハ40 1)の撮影・見学会を行う。構内では「JR色」「小湊鐵道色」2両による初の連結走行も披露するという。

旅行代金は1万2840円。募集人数は各回22人で、小湊鉄道線沿線の養老渓谷温泉郷「ごりやくの湯」の1年間有効入浴チケットが付く。食事はつかない。申し込みは小湊鉄道やJTB埼玉南支店のウェブサイトで受け付けている。締切は5月24日15時。応募者多数の場合は抽選になる。

小湊鉄道のキハ40形は、JR東日本の只見線で運用されていたキハ40形を昨年2020年に譲り受けたもの。2両のうち「JR色」の車両は、只見線を走っていた頃の塗装のままで、白をベースに車体下部を緑の濃淡2色で塗装。残り1両の「小湊鐵道色」は小湊鉄道の従来車両にあわせて塗り替えられており、クリーム・朱色の2色になった。

定期列車での運転はまだ始まっておらず、今年2021年4月以降、旅行商品向けの貸切列車として「JR色」のキハ40 2が運転されている。

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