みちのりホールディングス傘下の福島交通と会津乗合自動車(会津バス)は7月27日以降、各種キャッシュレス決済を順次導入する。
福島交通は2010年に独自のICカード「NORUCA」を導入済み。会津バスは今年2024年7月27日からICカード「AIZU NORUCA」を導入し、同社の路線バス全線で利用できるようにする。NORUCAで会津バスを利用したり、AIZU NORUCAで福島交通を利用したりする共通利用サービスは9月ごろから開始の予定。
9~10月ごろには、福島交通の路線バスでクレジットカードのタッチ決済と各種QRコード決済、電子マネー決済(nanaco・WAON)に対応。同社の鉄道(飯坂線)も改札でクレジットカードのタッチ決済に対応するほか、券売機で各種QRコード決済や電子マネー決済(nanaco・WAON・交通系電子マネー)に対応する。
当初は3月ごろ導入の予定だったが、延期されていた。利用開始日など詳細は今後改めて案内される。福島交通は「利用開始日が延期となり、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします」としている。
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