JR西日本は7月31日、大阪環状線の弁天町駅に改良型のホームドアを整備したと発表した。8月6日の始発列車から使用開始する。
ホームドアが整備されたのは、内回り(新今宮・天王寺方面)の快速・普通列車が発着する1番線ホーム。これにあわせ、323系電車を対象に1号車3番ドアと5・8号車の1番ドアで段差・隙間の縮小も行う。外回り(大阪・京橋方面)の2番線ホームは本年度2024年度中に改良型ホームドアを設置して使用を開始する予定だ。
弁天町駅のホームドアは、風が抜けるスペースを設けるなどして風荷重の軽減や軽量化を図った改良型を採用した。西九条駅の1番線ホームに設置され、6月28日から使用を開始しているホームドアも改良型だ。
JR西日本は昨年2023年4月から京阪神地区を対象に鉄道駅バリアフリー料金を導入。ホームドアの整備やホームと車両の段差・隙間の縮小を加速させている。
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