JR西日本は5月30日、新今宮駅の2・3番線ホームと神戸駅3・4番線ホームでホームドアの整備に着手すると発表した。どちらも来年度2025年度の使用開始を予定している。
新今宮駅では、大和路線・阪和線・関西空港線(おもに王寺・奈良・和歌山・関西空港方面の快速・普通列車)の2番線ホームと、大和路線・大阪環状線外回り(おもにJR難波・西九条・大阪方面の快速・普通列車)の3番線ホームに長さ約160mのホームドアを設置。高さは約1.3mで開口部の幅は最大約3.5mになる。
大阪環状線の内回りが発着する1番線と外回りが発着する4番線は2022年3月までにホームドアが設置されており、2・3番線への追加でホームドアの整備が完了する。
JR神戸線の神戸駅では2021年3月までに2・5番線ホームに昇降式ホームドアが整備済み。残る1・3・4番線のうち、おもに尼崎・大阪・京都方面の快速・普通列車が発着する3番線とおもに西明石・姫路方面の快速・普通列車が発着する4番線に昇降式ホームドアを整備する。長さは約240mで高さは約1.3m、開口部の幅は最大約13m。
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