四国新幹線「講演会」開催などで助成 香川県、理解促進や早期実現目指す



香川県や県内の市町、経済団体などで構成される「香川県JR四国線複線電化・新幹線導入期成同盟会」は、四国の新幹線に関する講演会やシンポジウムなどの開催費用の一部を助成する制度を新たに設けた。7月20日から申込みを受け付けている。

四国を走る新幹線の想像画(予土線で運行されている新幹線0系風の気動車「ホビートレイン」)。【KUZUHA/写真AC】

対象者は同盟会の会員である市町や経済団体のほか県内に事業所のある団体など。有識者による講演会やシンポジウム開催などを対象に、人件費の一部や講師に対する謝礼金などの経費を助成する。

助成額は対象経費の4分の1(100円未満切り捨て)か7万5000円のいずれか低いほうになる。申込みや問い合わせたは同盟会事務局がある香川県交流推進部交通政策課の総合交通グループまで。

四国新幹線と四国横断新幹線のルート。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット編集部】

香川県を含む四国では大阪市~徳島市付近~高松市付近~松山市付近~大分市を結ぶ四国新幹線と、岡山市~高知市を結ぶ四国横断新幹線が計画されている。1973年に基本計画が決定したが、膨大な費用がかかることから具体化していない。

香川県は今回新設した助成制度について、四国の新幹線の理解促進や早期実現に向けた機運醸成を図るためとしている。

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