北陸新幹線「加賀温泉駅」外観まもなく姿現す 「加賀の自然と歴史、文化」イメージ



鉄道・運輸機構は9月30日、北陸新幹線・金沢~敦賀間の延伸工事区間に設けられる加賀温泉駅(石川県加賀市)について、駅舎の外観がまもなく姿を現すと発表した。

加賀温泉駅のイメージ。【画像:鉄道・運輸機構】

11月末までに外部足場の解体を完了する予定。駅名標付近の足場解体は10月7日を予定している。

北陸新幹線の加賀温泉駅は相対式ホーム2面4線で、ホームの長さは312m。駅舎は高さ約23m、幅約32.5mになる。駅本屋(コンコース・駅務室・待合室など)は鉄骨造り平屋建の約2300平方m、旅客上家(ホーム上に掛かっている屋根・外壁)は約9900平方mだ。

鉄道・運輸機構によると、「加賀の自然と歴史、文化を見せる駅」をデザインコンセプトとし、「温泉郷の風情と城下町の歴史を感じさせる駅」を目指して建築を進めているという。金沢~敦賀間の延伸にあわせ、2024年春にJR西日本の新幹線駅として開業の予定。

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