常磐線・佐和駅が仮駅舎に切替 橋上駅舎の整備に向け次の段階へ



常磐線・佐和駅(茨城県ひたちなか市)は12月22日、改札口が現在の駅舎から仮駅舎に切り替えられる。橋上駅舎化に向けた工事の一環。

佐和駅の新駅舎のイメージ。橋上駅舎に変わる。【画像:ひたちなか市】

仮駅舎は現在の駅舎の南側に設けられる。これに伴い、駅西側のロータリーを改修して新駅舎建設の工事施工ヤードを確保。車の移動ルートやタクシー乗降位置などが変わる。ロータリーの改修期間は12月1日から来年2022年1月7日まで。このあいだは一般車の駐車場が利用できなくなる。

佐和駅は常磐線の勝田~東海間にあるJR東日本の駅。現在は西側に駅舎が設けられており、東側からのアクセスに難があることから、駅舎の橋上化と東西自由通路の整備が計画された。仮駅舎への切替後、来年2022年1月頃には従来の駅舎を撤去して新しい駅舎の建設を開始。2023年春頃には新駅舎の使用が始まる予定だ。

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