ライトライン「またダイヤ改正」利用者増加でラッシュ時中心に増発



宇都宮ライトレールは7月22日、ライトラインのダイヤ改正を実施する。4月にダイヤ改正を実施したばかりだが、利用者が増加しているとして増発などを行う。

ライトラインのグリーンスタジアム前停留場。【撮影:草町義和】

今回の改正は平日ダイヤのみ。上りの朝は平石6時56分発の宇都宮駅東口行きを芳賀・高根沢工業団地6時26分発に変更し、運行区間を全線に拡大する。上り16時台はグリーンスタジアム前16時15分発の宇都宮駅東口行きを新設する。このほか、上り16時台の1本と下り16時台の1本の運行時刻を1~2分繰り上げる。

ライトラインの平日1日あたりの利用者数は2月で約1万3000人。所要時間の短縮や快速運行、増発のダイヤ改正を実施した4月は約1万5000~1万6000人で2割ほど増えた。定期券利用者は2月が約4000人だったのに対し4月は約5000~6000人で4割ほど増えている。宇都宮ライトレールは「引き続き、ご利用状況などを踏まえ運行ダイヤの最適化を進めてまいります」としている。

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