JR九州はYC1系気動車を増備する。同社が6月30日、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)に基づき国土交通大臣に提出した移動等円滑化取組計画書に盛り込んだ。
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YC1系はバリアフリーの基準への適合策として3両の増備を盛り込んだ。ほかに811系電車の4編成16両のリニューアルも盛り込んだ。
YC1系はディーゼル発電機でモーターを回して走る電気式の気動車。乗降口の段差を解消するなどバリアフリーに対応している。2018年に量産先行車が製造された。2020年から量産車の導入が始まり、同年3月から営業運転を開始。おもに長崎本線や佐世保線、大村線で運用されている。
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