京急電鉄「台湾」1000形ラッピング列車、台湾観光庁と連携強化



台湾観光庁と京急電鉄は6月7日、台湾観光特別ラッピング電車「ビビビビ!台湾号」の出発式を京急線の品川駅3番線ホームで開催したと発表した。車内外を台湾のイメージで装飾。台湾観光需要の促進を目指す。

台湾観光特別ラッピング電車「ビビビビ!台湾号」の出発式。【画像:京急電鉄】

車両は1000形電車の第1025編成を使用。車体側面を「台湾」の文字でデザインしたほか、車内も台湾の名所や名物のポスターで装飾した。運行期間は6月7日~9月28日。期間中は京急電鉄のウェブサイトで14時ごろに翌日の運行スケジュールを公開する。

「ビビビビ!台湾号」の車体側面。【画像:京急電鉄】
「ビビビビ!台湾号」の車内。【画像:京急電鉄】
2016年に運行された、台湾鉄路管理局との友好鉄道協定締結1周年のラッピング列車。【画像:京急電鉄】

京急電鉄は2015年、台湾鉄路管理局(現在の台湾鉄路公司)と友好鉄道協定を締結。これまでもラッピング列車を運行するなど日本と台湾の相互誘客に取り組んでいる。京急電鉄は今後、台湾観光庁との連携を強化して観光交流人口の拡大に取り組む方針だ。

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