真岡鉄道の蒸気機関車C12形66号機「88歳」記念ヘッドマークを掲出



真岡鉄道は真岡線(茨城県・栃木県)のSL列車「SLもおか」をけん引するC12形蒸気機関車66号機が11月末をもって製造から88周年を迎えるとして、「C1266米寿記念ヘッドマーク」を掲出する。

「SLもおか」をけん引するC12 66。【撮影:草町義和】

11月27・28日の計2日、「SLもおか」をけん引するC12 66に記念ヘッドマークを取り付けて運行する。

C12形は1932年から1947年にかけ282両が製造された国鉄の小型タンク機関車。低規格で軸重(車軸にかかる重さ)の制限が厳しいローカル線(簡易線)向けに開発された。

製造88周年記念のヘッドマークのイメージ。【画像:真岡鉄道】

真岡鉄道などによると、C12 66は1933年11月末に製造。1972年の引退後は福島県川俣町の団地で保存されていたが、1993年に動態復元され真岡鉄道のSL列車として運行を開始した。

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