南武線・稲田堤駅の自由通路「全面開通」北側も駅改札に直結



川崎市のまちづくり局は5月23日、JR南武線・稲田堤駅の自由通路を6月2日に全面開通すると発表した。駅の北側からも駅の改札に直結する。

橋上化前の稲田堤駅(2020年6月)。【撮影:草町義和】

稲田堤駅は2023年8月に橋上駅舎化。自由通路は駅舎に接続する部分と南側のみ使用を開始し、北側は工事が継続していた。今年2024年6月2日の11時30分ごろから北側の使用も開始し、自由通路が全面的に開通する。エスカレーターとエレベーターも使用開始する。

稲田堤駅とその周辺の案内図。赤点線枠の部分が2024年6月2日に使用開始となる。【画像:川崎市】

当初は2023年度末にも全面開通の予定だったが、コロナ禍やウクライナ情勢などにより作業員のコロナ感染や資材の納入の遅れなどがあり、全面開通が遅れた。全面開通後も当面は通路周辺の舗装工事などが行われる。

※一部修正しました。(2024年5月28日20時02分)

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