JR東海は2月1日から、東京駅の東海道新幹線ホームで動画撮影の検証を行う。同社は安全性向上の技術開発の一環としている。
動画撮影のためのカメラが設置されるのは合計6カ所で、14・15番線ホームの5カ所と18・19番線ホームの1カ所。ホームドアがある場所にカメラを設置し、一対のカメラで挟まれた乗降口付近を撮影する。
2月1日から29日まで移設しながら6カ所のいずれかの場所で撮影する。JR東海によると、検証場所の乗降口や付近を通路を避けて利用すれば、撮影されることはないという。
JR東海は、客がホームドアと列車のあいだ残った場合や列車に接近した場合などを撮影した動画で検知できるかどうか解析。列車発車時の駅員によるホーム上の安全確認を支援する機能の導入に向け検証するとしている。
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