JR東海・JR西日本・JR九州の3社は1月26日、新幹線の車内喫煙ルームの廃止日をダイヤ改正と同じ3月16日に決めたと発表した。3月15日限りで喫煙ルームを利用できなくなり、3月16日から新幹線列車の車内は全面的に禁煙になる。
東海道新幹線と山陽新幹線、九州新幹線の列車は一部を除き喫煙ルームが設置されている。3社は昨年2023年10月、喫煙ルームの廃止を発表したが、廃止時期は今年2024年春として具体的な日付は発表していなかった。廃止後の喫煙ルームは非常用飲料水の搭載場所として活用される。
JR北海道・JR東日本の新幹線はすでに全面禁煙化されており、東海道・山陽・九州新幹線の全面禁煙化により新幹線の列車内でタバコを吸える場所はなくなる。
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