JR山形ICカード導入「2024年3月16日」仙台エリア拡大、利用できないケースも



JR東日本の東北本部は12月15日、交通系ICカード「Suica」の山形県内21駅への導入について、来年2024年3月16日の始発からサービスを開始すると発表した。

奥羽本線(山形線)を走る普通列車。【撮影:草町義和】

新たにSuicaが利用できるようになるのは、奥羽本線・かみのやま温泉~村山の各駅と左沢線・北山形~寒河江の各駅。この区間では2014年にSuica導入済みの山形駅を含めSuica定期券も利用できるようになる。

2024年3月16日からSuicaが導入される駅。【画像:JR東日本】
2024年3月16日以降のSuica仙台エリア。【画像:JR東日本】

今回のSuica導入はSuica仙台エリアを拡大する形。村山~仙台や寒河江~郡山など同じ仙台エリアならSuicaをはじめとした交通系ICカードで利用できる。ただしエリア内でもSuica非対応駅が含まれる区間ではSuica定期券は利用できない。

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