JR北海道のICカード「エリア拡大」2024年3月から 障害者ICカードも発売



JR北海道は12月13日、交通系ICカード「Kitaca」のエリア拡大を来年2024年3月に実施すると発表した。障害者割引を適用するKitacaも同時期に発売し、キャッシュレス化を推進する。

交通系ICカード「Kitaca」が導入される函館本線の函館駅。【撮影:草町義和】

新たにKitacaのエリアになるのは、函館エリアの函館本線・函館~新函館北斗(6駅)と、旭川エリアの函館本線・岩見沢~旭川(14駅)。旭川エリアは従来の札幌エリアを拡大する形になる。函館エリアは従来エリアからは独立する。

Kitacaの導入済みエリアと拡大エリア。【画像:JR北海道】

障害者割引が適用される「障がい者用Kitaca」は第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人の本人と、その介護者(任意の1名)が対象。利用時に運賃が5割引になる。

Kitacaは2008年に導入。累計発行枚数は2023年11月末時点で222万枚となっている。

《関連記事》
JR北海道のICカード「エリア拡大」函館・旭川の20駅
青春18きっぷで「東京→北海道」39年ぶりに普通列車を乗り継いでみた