JR新潟車両センターで見学会 特急電車に乗って直接車両基地へ、フリー切符購入者限定



JR東日本の新潟支社は11月7日、車両基地の新潟車両センター(新潟市東区)で見学会を実施する。定員制・事前応募制で、きょう10月9日から申込の受付を始めた。フリー切符の購入者のみ参加できる。

新潟駅から新潟車両センターまで乗車する特急電車のE653系。【撮影:草町義和】

午前の部(9時20分頃集合~13時20分頃解散)と午後の部(13時10分頃集合~16時20分頃解散)の2回に分けて実施。新潟駅に集合し、特急「しらゆき」で使われているE653系電車に乗って、新潟車両センターへ直接向かう。あわせて入出区線の体験乗車や洗浄機の通過体験も行う。

新潟車両センターでは、車両保守の作業員が検修庫を案内し、日々の作業の様子を実演。通常は立ち入ることのできないエリアでの車両展示も行う。展示車両は「(新潟車両センターの)所属車両をはじめ各種をラインナップ」としており、詳細は明らかにされていない。

2019年の見学会での車両展示。【画像:JR東日本】
検修庫での保守作業。【画像:JR東日本】

応募は10月9日13時から10月18日23時59分まで、新潟支社ウェブサイトに設置したページで受け付ける。定員は合計200人(各回100人)。定員を上回る応募があった場合は抽選になる。当選者には事前に参加証が送付される。

参加に際しては参加証のほか、当日有効の「えちごツーデーパス」が必要。新潟支社エリアのJR線や北越急行ほくほく線、えちごトキめき鉄道が2日間自由に乗り降りできるフリー切符で、1カ月前から前売りしているほか、利用当日でも購入できる。発売額は大人2740円・子供1370円、「大人の倶楽部」会員用は1690円だ。