JR北海道のICカード「エリア拡大」函館・旭川の20駅



JR北海道は9月14日、同社の交通系ICカード「Kitaca」のエリアを拡大すると発表した。同社が推進している「鉄道のオペレーション変革」の一環。函館エリアと旭川エリアの計20駅でICカードを利用できるようになる。

新たに「Kitaca」エリアに組み込まれる旭川駅。

新たに「Kitaca」のエリアに組み込まれるのは、函館エリアが函館本線・函館~新函館北斗。函館・五稜郭・桔梗・大中山・七飯・新函館北斗の6駅でICカードを使える。

「Kitaca」の導入済みエリアと拡大エリア。【画像:JR北海道】

旭川エリアは函館本線・岩見沢~旭川。札幌を中心とした現在の「Kitaca」エリアと接続する形になる。新たにICカードが利用できるようになる駅は峰延・光珠内・美唄・茶志内・奈井江・豊沼・砂川・滝川・江部乙・妹背牛・深川・納内・近文・旭川の14駅。

エリアの拡大は2024年春の予定。JR北海道はサービス開始日や詳細について決まり次第案内するとしている。

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