福島のスイーツ観光列車「フルーティアふくしま」来年12月で運行終了



JR東日本の東北本部は11月24日、東北本線・磐越西線の観光列車「フルーティアふくしま」の運行を来年2023年12月で終了すると発表した。

719系を改造した「フルーティアふくしま」の専用車両。【撮影:草町義和】

「フルーティアふくしま」は今年2022年12月に乗車数が5万人に達する見込み。東北本部はこれを記念し、利用者に特製クッキーをプレゼントするキャンペーンを2023年1~3月に実施する。また、運行終了に向けた限定グッズの販売やイベントなども計画しているという。

「フルーティアふくしま」は719系電車を改造した専用車両で運行されている観光列車。「走るカフェ」をコンセプトにした食堂車(カフェ車)と普通車の2両編成で、車内では福島県産のフルーツを使用したスイーツなどが提供される。

2015年に運行開始。現在は土曜・休日を中心に4~11月は磐越西線の郡山~喜多方を走り、12月~翌年3月は東北本線・郡山~仙台を走る。東北本部は運行終了について、車両の老朽化のためとしている。

東北本部はHB-E300系ハイブリッド気動車の「リゾートあすなろ」編成(2両)を改造した観光列車「SATONO(さとの)」を2024年春にデビューさせる予定。福島・宮城・山形の3県を中心に運行する。「SATONO」は事実上、「フルーティアふくしま」に代わる観光列車になるとみられる。

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