185系で「上野→上野」回送線・貨物線めぐるツアー再び開催



JR東日本の首都圏本部は11月22日、通常は旅客列車が走らない回送線や貨物線を185系特急型電車の貸切列車で巡るツアー「上野運輸区乗務員・上野駅社員と行く185系回送ルートの旅」を実施する。5月に続き2回目。

定期列車で運用されていたころの185系。【撮影:草町義和】

ルートは前回の5月と同じ。上野駅から東北回送線や東北貨物線、大宮操車場や東大宮操車場を巡り、約4時間かけて上野駅に戻る。行程は次の通り。

上野11時00分ごろ発→(東北本線・東北回送線〉→尾久→(東北本線・東北貨物線・東北回送線)→東大宮操→(構内入換)→東大宮操→(東北回送線・東北貨物線)→大宮操→(東北貨物線)→田端操→(常磐貨物線・常磐線)→金町→(常磐線)→上野14時45分ごろ着

185系貸切列車のルート(緑→赤→青)。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット】

上野運輸区の乗務員と上野駅の駅員が各車両に二人ずつ乗り、客からの質問に対応。また、乗務員や駅員への質問を事前に受け付け、当日の車内放送で回答する。オリジナルクイズを用意し、各号車ごとに最も点数が高かった人に景品をプレゼント。前回と異なり昼食の用意はない。上野駅の発車から到着まで途中下車はできないため、飲食類は参加者自身が用意する必要がある。

参加できるのは18歳以上で、旅行代金は1万7000円。申込みは10月16日12時からJR東日本のネットショップ「JRE MALL 首都圏本部」で受け付ける。

《関連記事》
新金貨物線「旅客化」7駅案が優位に 2021年度調査結果「踏切問題」解決策も検討
羽田空港アクセス線「羽田空港新駅」土木工事に着手へ 関東地方整備局