甘木鉄道の新型車両は「電気式気動車」形式やデビュー日など決定 まず1両更新



甘木鉄道(福岡県)は10月1日、新型車両の形式やデビュー日などを発表した。老朽化した従来車両の更新を始める。

甘木鉄道が導入するARe500形のイメージ。【画像:甘木鉄道】

車両形式は「ARe500形」。エンジンで発電した電気でモーターを回す電気式気動車を採用する。新造車両数は合計8両の予定。1年につき1両ずつ導入し、老朽化した現在の車両をすべて更新する計画だ。

ARe500形の1両目は来年2026年3月14日に営業運転を開始する予定。これに伴う本年度2025年度の更新対象車両はAR400形1両(AR401)になる。

2025年度の更新対象車両になるAR400形のAR401。【撮影:草町義和】

甘木鉄道は昨年2024年8月に鉄道旅客運賃の上限変更認可を申請した際、2025年度から新型車両を導入して従来車両を更新する考えを明らかにしていた。従来車両は2001~2006年にかけ8両が製造されている。

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