小田急「ロマンスカーミュージアム」報道公開 実物やシミュレーター、当面は予約制



小田急電鉄は3月26日、博物館施設「ロマンスカーミュージアム」(神奈川県海老名市)を報道関係者に公開した。4月19日にオープンする。

ロマンスカーミュージアムは鉄骨造り地上2階建ての屋内常設展示施設。小田急がこのような施設を設けるのは、1927年の開業以来初めてという。敷地面積は約4000平方m、延床面積は約4400平方mになる。

1階には小田急線の開業当時の車両「モハ1」に加え、3000形電車「SE」や3100形電車「NSE」、7000形電車「LSE」など歴代の特急ロマンスカー車両を展示。2階には鉄道模型のジオラマや実物の「LSE」運転台を活用した電車運転シミュレーターなどを設ける。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面のあいだは事前予約制。4月1日の12時からロマンスカーミュージアムのウェブサイトで予約を受け付ける。1カ月先まで予約でき、5月以降の予約は1カ月間の12時から受付を開始する。

営業時間は10~18時(最終入館17時30分)だが、季節により変動する場合がある。休館日は原則として第2・第4火曜日。料金は大人900円(中学生以上)・子供(小学生)400円・幼児(3歳以上)100円。3歳未満は無料だ。