京王電鉄は1月23日、京王線のダイヤ改正を2020年2月22日に実施すると発表した。有料座席指定制の通勤列車「京王ライナー」を増発するほか、都営新宿線直通快速なども増発。高尾線では運転時間帯の拡大などを行う。井の頭線のダイヤは変更しない。
平日は上り「京王ライナー」を朝に3本増発。夕方・夜間も「京王ライナー」の京王八王子行きと橋本行きを2本ずつ計4本増発する。つつじヶ丘発→本八幡行きの都営新宿線直通快速を朝に1本増発。京王八王子発→新宿行きの上り準特急も1本増やす。
このほか深夜の運行本数を見直し、23時台の新宿発の特急・準特急を5本から1本減らして4本とし、おおむね15分間隔で運行。相模原線内の準特急は11時頃から14時頃まで、京王多摩センター～橋本間を各駅停車として運行する。
土曜・休日は深夜に新宿発→橋本行き「京王ライナー」を1本増発。朝の上り「京王ライナー」は運行時刻の前倒しと運行時刻の見直しを行い、「通勤・通学や旅行・出張など幅広くご利用いただける時刻」に設定するという。
高尾線は平日、土曜・休日ともに、始発時刻の繰り上げと終電時刻の繰り下げを実施。上り始発の高尾発時刻は20分繰り上がって4時49分発に、下りの新宿駅から高尾駅に向かう場合（途中で乗り換え）の高尾着時刻は18分（土曜・休日は23分）繰り下がって1時11分になる。