JR西日本は大雨の影響を受け、山陰本線のうち島根県内の一部区間で運転を見合わせている。同社はバスによる代行輸送を実施している。

JR西日本の中国統括本部が発表した11月5日以降の運転計画によると、三保三隅~益田で全列車を運休。特急列車は「スーパーおき」が米子~益田で運休する。「スーパーまつかぜ」は「1・5・10・12号」が浜田~益田で運休。「7・9・4・6号」が米子~益田でそれぞれ運休する。
代行バスは各駅停車タイプと通過タイプを運行。各駅停車タイプは三保三隅~益田で運行し、通過タイプは浜田~益田をノンストップで運行する。
中国統括本部などによると、山陰本線は11月1日からの大雨の影響を受け、山陰本線の石見津田~益田の沿線で斜面に亀裂が生じていることが判明したという。同本部は「復旧作業に相当の時間を要する」としており、再開時期のめどは示していない。
山陰本線は山口県内の人丸~滝部も昨年2023年の大雨で大きな被害が発生して運休中。同区間を含む長門市~小串で代行バスが運行されている。
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