相鉄「21000系」9月デビュー 「東急目黒線直通用」の新型車両、記念グッズ発売



21000系のイメージ。【画像:相鉄】

相鉄は9月2日、新型車両の21000系電車が9月から営業運転を開始すると発表した。これにあわせて21000系をデザインしたデビュー記念のグッズを発売する。

発売されるのは21000系をデザインしたアクリルキーホルダー(400円)と定規(500円)、「ハシ鉄キッズ」(箸、660円)。キーホルダーと定規は9月10日、「ハシ鉄キッズ」は9月24日に発売される。ほかに相鉄キャラクター「そうにゃん」をデザインしたカーマグネットステッカー(950円)も9月9日に発売される。販売場所は二俣川駅の定期券売り場そばの「SOTETSU GOODS STORE」。

21000系をデザインしたアクリルキーホルダー。【画像:相鉄】
21000系をデザインした定規。【画像:相鉄】

21000系は羽沢横浜国大~日吉間を結ぶ相鉄・東急直通線(2022年度下期開業予定)用の新型車両。同線に対応した車両としては先に20000系電車が2018年にデビューしており、現在は70両(10両編成7本)が運用されている。相鉄グループが今年2021年4月に公表した本年度2021年度の設備投資計画で21000系の導入が公表され、本年度は32両(8両編成4本)の導入が計画されている。相鉄グループの広報担当によると、すでに16両(8両編成2本)が搬入済みだ。

これまで21000系の具体的な運用範囲などは明らかにされていなかったが、相鉄は今回の発表で「東急線内は目黒線直通用」とした。相鉄グループの広報担当は取材に対し「相互直通運転の計画については各社間で調整中であり、『目黒線直通用』ということ以外、お答えできない」と話した。

《関連記事》
東京メトロ17000系「相鉄直通」の可能性 装置を「追加」できそうなスペースはあるが
相鉄「21000系」本年度から導入 20000系に続く「相鉄・東急直通線」対応の新型車両