小田急電鉄と小田急百貨店は7月16日、小田急百貨店の新宿店本館の営業を来年2022年9月末に終了すると発表した。新宿駅西口の「顔」だった同館が50年以上の歴史に幕を閉じる。
新宿店本館は1966年9月に新館として一部オープンし、翌1967年に全面オープン。モダニズム建築家の坂倉準三(1901~1969年)が手がけた。小田急電鉄と東京メトロが共同で推進している新宿駅西口地区開発計画の進展に伴い、解体される。新宿店の新宿西口ハルクは引き続き営業する。
跡地には地上48階、高さ約260mの超高層ビルが計画されている。2022年10月以降に着工し、2029年度の完成を予定している。
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