大阪メトロ御堂筋線の全駅ホームドア設置に向け工事本格化 なかもず駅9月着工へ



大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は8月13日、御堂筋線の中百舌鳥(なかもず)駅と四つ橋線の大国町駅にホームドアを設置すると発表した。御堂筋線の全駅へのホームドア設置に向けた工事が本格化する。

大阪メトロ御堂筋線のなかもず駅。【撮影:草町義和】

御堂筋線は心斎橋駅と天王寺駅にホームドアが設置済み。なかもず駅のホームドアは9月から工事に着手し、11月上旬には使用を開始する予定だ。同線の全20駅への設置は2022年3月末を予定している。大国町駅の設置時期は後日発表される予定。

大阪メトロは2025年度までに、全133駅にホームドアを設置する計画を立てている。南港ポートタウン線は開業当初から設置されており、千日前線・長堀鶴見緑地線・今里筋線の各線も全駅への設置が完了している。

設置済みの路線と御堂筋線を除く各線の全駅設置は、堺筋線が2022年度、四つ橋線と中央線が2024年度、谷町線が2025年度の予定。四つ橋線と堺筋線は今年2020年2月29日時点の計画では2025年度の予定だったが、5月の中期経営計画の改定で変更され、四つ橋線は1年、堺筋線は3年前倒しされた。