遠州鉄道や天竜浜名湖鉄道など乗り放題「小田急アプリ」でデジタルチケット発売



静岡県浜松市などは10月5日から、浜名湖周辺の鉄道などが乗り放題のフリーパスを期間限定のデジタルチケットとして発売する。小田急電鉄が展開している「MaaS」アプリで購入できる。

遠州鉄道の電車。【画像:小田急電鉄】

発売されるのは「浜松まるっとパス」と「浜松&浜名湖まるっとパス」の2種類。「浜松まるっとパス」は遠州鉄道の電車・バスと天竜浜名湖鉄道を自由に乗り降りできる。「浜松&浜名湖まるっとパス」はこれに加えて浜名湖遊覧船とかんざんじロープウェイも乗り放題だ。

有効期間は6時間・1日・2日の3種類。発売額は「浜松まるっとパス」の6時間券が大人1200円・子供900円で、1日券は大人1500円・子供1100円。2日券は大人2500円・子供1800円になる。「浜松・浜名湖まるっとパス」は6時間券が大人2000円・子供1300円、1日券が大人2100円・子供1400円、2日券が大人3000円・子供2000円になる。

いずれも浜松市内の観光施設やレンタサイクルなど22カ所で500円相当の優待を受けられる。6時間券と1日券は22カ所のうち1カ所のみで、2日券は2カ所。

天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅。【撮影:草町義和】

発売期間は10月5日から来年2023年1月31日まで。小田急電鉄のアプリ「EMot」か「EMotオンラインチケット」で購入できる。

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