千葉モノレール「アーバンフライヤー」6次車が登場 座席がローバックに



千葉都市モノレール(千葉モノレール)は12月19日、0形「URBAN FLYER(アーバンフライヤー)」6次車の営業運転を12月25日以降、順次開始すると発表した。

ローバックシートを採用した6次車。【画像:千葉都市モノレール】

12月25日以降に営業運転を開始するのは、6次車の4両(2両編成2本)。車体は従来の0形をベースにしたデザインだ。座席はローバックシートに変更し、眺望性を向上させた。また、縦手すりを増設して高齢者や子供の安全に配慮したという。

ほかにも、防犯カメラの設置や車内照明のLED化し、行先表示器のカラーLED化、多言語対応の情報提供装置の設置などの変更点がある。

車内に防犯カメラ(上中央)を設置。【画像:千葉都市モノレール】
LCDの車内案内表示器。【画像:千葉都市モノレール】

営業運転の開始に先立ち、12月24日の13時30分~15時まで、動物公園駅(千葉氏若葉区)の2・3番線ホームで内覧会が行われる予定だ。

0形「アーバンフライヤー」の従来車。【撮影:草町義和】

「アーバンフライヤー」は千葉モノレールが2012年から導入している新型車両。今回導入する6次車の制御装置(VVVFインバーター制御方式)は、車両の省エネルギー化に役立つ設備導入促進事業として環境省の国庫補助で整備されている。