長野電鉄は6月22日から、このほど導入した3000系電車の毎日運転を始めた。新型コロナウイルスの影響を受け、本格的な営業運転の開始が当初の計画より1カ月半ほど遅れた。
現在は信州中野~湯田中間のすべての普通列車と、長野~信州中野間の一部の普通列車(5~15時台の下り5本と9~20時台の上り3本)で、3000系と3500系電車が運用されている。それ以外の普通列車は3000系と8500系電車で運転されている。3600系電車は現在、運用から外れている。
3000系は、もと東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の03系電車。5月のゴールデンウィーク中に営業運転を開始する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期され、長野電鉄が創立100周年を迎えた5月30日のみ1日限りの営業運転が行われた。