東急新横浜線・新綱島駅に直結タワマン「新綱島スクエア」完成へ 公共施設も



新綱島駅前地区市街地再開発組合と東急は6月20日、東急新横浜線・新綱島駅に直結する建物の名称を「新綱島スクエア」に決めたとし、10月に完成する予定と発表した。住宅のほか商業施設や公共施設も設けられる。

東急東横線・綱島駅の南側にある自転車置き場。すぐ近くに新綱島駅もあり、同駅の方向を矢印で示した案内板が設置されている。【撮影:草町義和】

「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」による地上29階・地下2階の高層建築物。高さ約100mの高層棟と約40mの低層棟で構成され、地下2階で新綱島駅と直結する。敷地面積は約3890平方m。建築面積は約2710平方mで延床面積は約3万7560平方mになる。

完成後のイメージ(左)とフロア構成(右)。【画像:東急】

低層棟1~3階と高層棟1・2階の一部は商業施設とし、タリーズコーヒーや東急ストアなどが入る。低層棟4・5階は横浜市港北区民文化センター(ミズキーホール)で、約400席のホールやギャラリー、音楽ルームや練習室を設ける。高層棟は1・2階の商業施設を除き、分譲タワーマンション「ドレッセタワー新綱島」になる。

工事は10月に完成予定。今年2023年冬に商業施設の部分が順次オープンし、来年2024年3月にはミズキ―ホールが開館する予定だ。

新綱島駅の地上出入口(左下)と工事中の新綱島スクエア(右)。【撮影:草町義和】

新綱島駅は今年2023年3月に開業した東急新横浜線の駅。徒歩3分ほどのところに東急東横線の綱島駅もある。

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