中国ラオス鉄道「電車」ビエンチャンに搬入 12月に開業へ



建設中の「中国ラオス鉄道」の運営会社は10月12日、同鉄道に導入される電車がラオスの首都ビエンチャンに10月15日に搬入されると発表した。

中国ラオス鉄道に導入される電車のイメージ。【画像:Laos – China Railway Company Limited】

中国ラオス鉄道はビエンチャンと中国・ラオス国境のボーテンを結ぶ約414kmの鉄道路線。軌間は1435mmの標準軌、運行速度は旅客列車が160km/h、貨物列車が120km/h。同じ標準軌の中国側の鉄道と接続する。旅客列車には中国国鉄CR200J形をベースにした電車が導入される。

チャイナデイリーによると10月12日の午前、中国ラオス鉄道の線路敷設が完了。年末の開業を目指しているという。ビエンチャンタイムスはラオスの建国記念日(12月2日)に開業予定としている。

《関連記事》
中国のフリーゲージトレインが完成 軌間異なる隣接国に直通、台車交換不要で時間短縮
羽越新幹線・奥羽新幹線「工夫すれば整備効果あり」沿線6県が調査結果を公表