新幹線の検測車「East i」見学会、東北新幹線の白石蔵王駅で実施



JR東日本の新幹線検測車「East i」。【画像:fujikiseki1606/写真AC】

JR東日本の仙台支社とびゅうトラベルサービスは、新幹線の検測車E926形「East i(イーストアイ)」の見学会を企画した。大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」の一環。9月11日に実施する。

東北新幹線の白石蔵王駅(宮城県白石市)に「East i」を留置し、車内外を見学する。見学時間は約25分。車内での写真撮影はできない。

「激レア体験!新幹線検測車 Easti に潜入!IN 白石蔵王駅」と題した旅行商品を購入した人のみ参加できる。旅行代金は東京発着の場合、大人2万3000円・子供1万2000円。ほかに東京発→仙台着や仙台発着などのプランもある。「East i」をモチーフにした掛紙付きの特製弁当が付く。

申込みは7月26日14時から、びゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅・鉄道の旅」で受け付ける。

E926形は新幹線の電気・軌道総合検測車。線路や架線の状態を走りながらチェックするための装置が搭載されている。線路施設や車体の寸法が在来線と同じ山形・秋田新幹線も走れるよう、秋田新幹線向けに開発されたE3系電車をベースに開発された。JR東日本の新幹線のほか、JR北海道の北海道新幹線・新青森~新函館北斗間やJR西日本の北陸新幹線・上越妙高~金沢間でも運転されている。

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