七尾線「コロナ減便」1日前倒しで通常ダイヤに 「花嫁のれん」は9月3日から



七尾線の普通列車。【画像:HAIDARUI/写真AC】

JR西日本の金沢支社は8月26日、七尾線(石川県)の減便について8月29日限りで終了し、8月30日から通常ダイヤで運行すると発表した。当初の計画より1日前倒しになる。

七尾線の列車の運転士・車掌が所属する七尾鉄道部運転科で新型コロナウイルスの感染が拡大。これを受けてJR西日本は8月19日から、IRいしかわ鉄道線の乗り入れ区間を含む金沢~七尾~和倉温泉間の特急・普通列車の運転本数を通常の約7割まで減らした。8月25日からは一部の列車の運転を再開し、通常ダイヤの約8割まで回復している。

当初は8月31日まで減便の予定だったが、金沢支社は「社員の職場復帰が順次見込まれる」とし、8月30日から通常ダイヤでの運行再開を決めた。観光特急「花嫁のれん」は9月3日から運転を再開する。

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