西九州新幹線「200万人」開業から306日間で達成 コロナ前の在来線特急より微増



JR九州は7月26日、西九州新幹線「かもめ」の武雄温泉~長崎の利用者が200万人を突破したと発表した。昨年2022年9月23日の開業から今年2023年7月25日の306日間で累計利用者数が200万3000人に。1日平均では6500人が利用した。

累計利用者数が200万人を超えた西九州新幹線「かもめ」。【撮影:草町義和】

西九州新幹線の開業前(在来線特急「かもめ」の諫早~長崎)との比較では、前年同曜日の106万1000人から1.9倍近くの増加。コロナ禍の影響がなかった2018年度(196万3000人)と比べても微増した。

通勤・通学定期「新幹線エクセルパス」は、2023年6月末時点で453人が利用。2022年9月末時点(221人)のほぼ2倍となった。

《関連記事》
JR長崎駅「新駅ビル」の名称など決定 西九州新幹線にダイレクトアクセス
日田彦山線BRT「青春18きっぷ」など利用OK 取扱いできない切符も