小豆島のロープウェイに「鉄道むすめ」四国・離島初、水間鉄道でヘッドマーク列車



小豆島(香川県)の寒霞溪ロープウェイを運営する小豆島総合開発は10月6日、トミーテック「鉄道むすめ」のキャラクターとして「紅雲(こううん)あづき」がデビューしたと発表した。四国および離島の「鉄道むすめ」がデビューするのは、これが初めて。

小豆島の寒霞溪ロープウェイ。【画像:小豆島総合開発】

10月22日に神戸市営地下鉄の名谷車両基地で開催されるイベント「交通フェスティバル2023 in 名谷車両基地」など各地のイベントに参加。水間鉄道(大阪府)では「紅雲あづき」のヘッドマークを掲出した列車が運行されている。

このほか、ロープウェイの駅では写真撮影が行えるよう等身大パネルを10月中旬から設置する予定。オリジナルグッズなども10月中旬から順次発売する予定だ。

「紅雲あずき」のイラスト。【画像:トミーテック/JSK/小豆島総合開発】

設定によると、「紅雲あづき」は小豆島町の港町出身で4月3日生まれ。大学進学で一度は島を離れたが、地元の自然と人が忘れられず卒業を期に帰郷。小豆島の伝統行事、寒霞溪の歴史と文化の魅力を広く伝えたくて小豆島総合開発に入社した。

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