ジャンボフェリー「あおい」10月22日に就航 32年ぶり新造船、神戸~小豆島~高松



関西と小豆島、四国の高松を結ぶ航路を運航しているジャンボフェリーは8月9日、新造カーフェリー「あおい」の運航を10月22日から始めると発表した。

10月に就航する「あおい」。【画像:ジャンボフェリー】

初便は10月22日の神戸8時30分発→小豆島11時40分着→高松13時10分着。新しい料金は9月前半に発表される予定だ。予約は9月20日12時からウェブサイトで先行受付を開始し、電話での予約受付は9月22日9時から始める。

「あおい」はジャンボフェリーの船舶としては32年ぶりの新造船で総トン数は約5200総トン。従来船より船体を約1.4倍大きくして輸送力を強化するとともに、安全性と省エネ性の向上も実現したという。

客室は「瀬戸内海に浮かぶテラスリゾート」をコンセプトに「ワンランク上の船旅」を楽しめる空間を作り上げたとしている。5月に進水式が行われ、現在は艤装(ぎそう)岸壁で内装工事が進められている。9月末頃には完成する予定。

「あおい」に置き換えられる「こんぴら2」。【画像:やんちんぐ/写真AC】

ジャンボフェリーは現在、1989年完成の「こんぴら2」と1990年完成の「りつりん2」の2隻を運航している。「あおい」は「こんぴら2」の更新用として導入されるもの。「りつりん2」も2025年には新造船に置き換えられる予定だ。

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