関東鉄道きょう午後「計画運休」 常総線の守谷~下妻間や路線バス、爆破予告受け



関東鉄道は茨城県常総市役所が受信した「爆破予告メール」を受け、8月18日の15時から常総線の一部区間で計画運休を実施する。

爆破予告を受け閉鎖される関東鉄道常総線の水海道駅。【撮影:草町義和】

関東鉄道によると、運休区間は常総線の守谷~下妻間。取手~守谷間と下妻~下館間で折り返し運転を行う。新守谷・小絹・水海道・北水海道・中妻・三妻・南石下・石下・玉村・宗道の計10駅を閉鎖する。爆破予告時刻の16時33分以降、安全確認が完了次第、運転を再開するという。

このほか、関東鉄道の路線バスのうち土浦駅~水海道駅線も、土浦駅西口発14時33分・15時03分と水海道駅発16時10分・17時00分の計4本について、一部区間(みどりの駅~水海道駅)のみ運休する。

常総線は取手~下館間51.1kmを結ぶ鉄道路線。閉鎖される10駅のうち7駅が常総市内にある。常総市によると8月12日、「8月18日(火曜日)16:33に常総市役所等に仕掛けた爆弾が爆発する」という内容のメールを受信。警察とともに市役所庁舎内の点検を実施したが、不審物などは発見されなかった。関東鉄道は客や社員の安全確保のため運休や駅の閉鎖を実施するとしている。