大阪モノレール「タッチ決済」全駅に導入へ 専用リーダーを新設



大阪モノレールなどは8月31日、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを大阪モノレールの運営路線に導入すると発表した。来年2024年春にサービスを開始する。

大阪モノレールの列車。【撮影:草町義和】

導入対象は大阪モノレール線・彩都線の全18駅。専用リーダーを各駅の改札に新設する。タッチ決済に対応したクレジットカードやスマートフォンなどを専用リーダーにタッチすることで、そのまま改札を通過して乗車できるようにする。

対応する決済ブランドはVisa・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯。Mastercardも順次追加の予定だ。

タッチ決済が導入される大阪モノレールの駅。【画像:大阪モノレール、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、JCB、日本信号、QUADRAC】

大阪モノレールなどは「(タッチ決済の導入で)ICカード・乗車券の購入が不要となることから、外国人観光客はもとより、国内観光客や、これまで現金で切符を購入されていた沿線のお客さまにおいても、よりスムーズで快適にご乗車いただけることを期待しています」としている。

《関連記事》
大阪モノレール線の延伸「追加新駅」詳細設計など着手 大阪府門真市が予算計上
江ノ電「クレカでそのまま乗車」タッチ決済を導入 観光混雑の緩和目指す