南海電鉄「自動運転」和歌山港線で走行試験始まる



南海電鉄は9月6日、和歌山港線での自動運転走行試験を開始したと発表した。係員付き自動運転(GoA2.5)の導入を目指す。

自動運転の走行試験で使われている2両編成の8300系。【画像:南海電鉄】

南海電鉄によると、8月29日の夜間に自動運転モードで走行試験を開始するための安全性を確認。9月4日から走行試験を始めた。試験の終了時期は未定という。

自動運転走行試験時の車内の様子(2023年8月29日)。【画像:南海電鉄】

この試験では、南海電鉄と京三製作所が共同開発した高機能型の自動列車運転装置(高機能ATO)と従来の自動列車停止装置(ATS-PN)を組み合わせた自動運転システムを使用。2両編成の8300系電車を自動運転で走らせる。自動運転は和歌山港線のほか高師浜線への導入も考えられている。

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