大井川鉄道のC10形「運転再開日」決定 半年ぶり、リベットゆるみなどの不具合で休止



大井川鉄道は10月8日、運行を休止していたC10形蒸気機関車8号機について、11月21日から営業運転を再開すると発表した。同機の運行は半年ぶり。

営業運転を再開するC10 8。【画像:大井川鉄道】

今年2025年内の今後の運転日は、11月21日~12月14日と12月20~31日。SL列車の急行「南アルプス」や「かわね路」を牽引するほか、新金谷14時45分発→金谷14時50分着の普通列車でも使用する。来年2026年1月以降も運行する予定だ。

C10 8は先輪の車軸の付け根部分の装置にリベットのゆるみなどの不具合が見つかり、5月から運休。事前に計画されていた定期検査も含めて修繕を行っていた。大井川鉄道は修繕完了の見込みが立ったことから運転を再開するとしている。

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