ヤフーは8月31日、スマホ向け乗換検索アプリ「Yahoo！乗換案内」の「路線図」を「公共交通マップ」としてリニューアルした。iOS版は「トレインキャスト」機能を新たに追加。全国の鉄道路線を走る列車の動きを地図上で確認できる。
公共交通マップはJRや私鉄、新幹線も路線カラーで色分けして表示。駅名の表示サイズを大きくしたほか、バス停名とバス会社名も地図上に表示する。
トレインキャストを利用する場合、公共交通マップを立ち上げてから列車種別（新幹線・有料列車・普通列車の3種類）を選択。地図上に列車のアイコンが表示され、所定の時刻表にあわせて鉄道路線上を走る。遅延や事故、運転見合わせなどによるリアルタイムの運行状況は反映されない。
新幹線や有料列車のアイコンは、それぞれの列車で使われている車両を模したデザイン。新幹線は13種類、有料列車は75種類のアイコンで表示する。アイコンをタップすると、その列車で使われている車両の写真や列車名、運行区間、発着時刻などの詳細が表示される。
ヤフーによると、乗換案内のサービス開始15周年を記念してトレインキャスト機能を追加したという。「秋の行楽シーズンで旅行を予定されている方や鉄道ファンの方、列車に興味をお持ちのお子様などに向けて、“動く電車図鑑”としてもお楽しみいただける」とアピールしている。
トレインキャスト機能に対応しているのはiOS版のみ。Android版の対応について、ヤフーは現時点で発表の予定がないとしている。
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