海の向こうには京都丹後鉄道『進撃の巨人』ラッピング列車 コラボ切符も発売



京都丹後鉄道(丹鉄、京都府・兵庫県)を運営するWILLER TRAINSは8月8日から12月9日の期間、テレビアニメ『進撃の巨人』とのコラボ企画「海を走る、進撃の丹鉄」を実施する。ラッピング列車を運行するほか、コラボ切符の発売なども行われる。

京都丹後鉄道の列車。【撮影:草町義和】

ラッピング列車は8月8日~12月9日の期間、「海の京都を走る“進撃号”」と題して宮津線(宮舞線・宮豊線)の西舞鶴~豊岡で運行。車体は『進撃の巨人』キャラクターのほか、日本海沿線を運行する丹鉄と物語上の重要な存在である海のイメージで装飾する。車内も装飾して車窓と作品の世界観を楽しめるようにするという。

7月31日時点の計画では、初日の8月8日は西舞鶴7時01分発の豊岡行きから運行開始。豊岡21時11分発の宮津行きまで上下計6本の列車が「進撃号」で運行される予定だ。8月9日は上下計5本、8月10日は上下計6本の列車が「進撃号」で運行される。

ラッピング列車「海の京都を走る“進撃号”」の外観イメージ。【画像:WILLER】
車内も装飾する。【画像:WILLER】

「進撃号」の運行を記念した1日フリー切符(大人2500円・子供2000円)も、前期(8月10日~10月6日)と後期(10月9日~12月9日)に分けて発売。前期は8月8・9日に宮津駅で先行販売を実施し、後期も10月7・8日に西舞鶴駅で先行販売が行われる。券面に『進撃の巨人』キャラクターと丹鉄がデザインされるほか、前期はオリジナルアクリルキーホルダーの特典が付く。後期の特典は後日案内される。ほかにもオリジナルグッズの販売や、丹鉄の主要駅などへのキャラクターパネルの設置などの関連イベントが行われる予定だ。

「進撃号」運行記念の1日フリー切符のイメージ。【画像:WILLER】

WILLER TRAINSは「(『進撃の巨人』の)作中でも大事なカギを握る『美しい海』。日本海の美しい海岸線を見ながら海の京都を走る“進撃号”をぜひお楽しみください」とアピールしている。

《関連記事》
京都丹後鉄道「タンゴ・エクスプローラー」復活? KTR800形で内外装を再現
京都丹後鉄道「キハ85系」今後の予定など明らかに JR東海の特急気動車、どう活用?